私の仕事
IT戦略
箭内 菜央
Yanai Nao
営業企画部 IT戦略グループ
2010年入行
[プロフィール]
2010年に入行後、2度の育児休業取得を挟んで、営業店・秘書室・営業企画部と多岐に亘る職種を経験。現在は、営業企画部でIT戦略の立案を担当。行内の様々な制度を活用し家庭と仕事を両立させながら、幅広い業務を経験することで、キャリアアップできる環境が整っていると語る。
幅広い業務の経験が、
今の自分を支えている。
就職活動では、「総合職として長く働き続けられる仕事」を重視して企業選びをしました。その中で京葉銀行は、生まれ育った地元の千葉県に営業基盤を持つ銀行であり、転居を伴う転勤がない点、さらには、産前産後休暇・育児休業などの制度を利用しやすい環境が整っており、取得実績も豊富である点が魅力でした。最終的には、実際に自分で職場の環境を見てみたいと申し出たところ、人事部の方が快く受け入れてくださり、見学した職場も人間関係が良く、働きやすい環境だと感じたことが決め手となりました。
入行後は、営業店、秘書室、営業企画部と多岐に亘る業務を経験させていただきました。その間に2度の育児休業を挟んでいます。同じ京葉銀行の仕事でありながら、異なるポジションで取り組むことで、自分自身の視野が広がりました。特に、役員秘書を担当していた際には多くの役員と接する機会があり、現場の最前線とは異なる視点で、銀行全体の経営を俯瞰的に捉える考え方に接することができました。そうした様々な部署で得た知識と経験は、今の仕事にも活きているように思います。
デジタル戦略の担い手として、
利便性と安全性を追求したサービスを
提供。
従来銀行は、店舗での対面取引を中心としていました。しかし、今ではインターネット経由の取引が増加。さらに今後はデジタルネイティブ世代が主流になり、その傾向は加速度的に進展します。当行でもお客さまの利便性と安心・安全の追求のために、デジタル戦略に力を入れています。IT戦略グループはその担い手であり、その中で私はインターネットバンキングやWeb申込メニューの拡充を担当しています。
サービスの稼働までには、情報収集やデータ分析を行った上での企画書作成、リスクマネジメントや投資における行内決裁プロセス、システム要件定義など、対応すべき事項が多岐にわたります。一つのプロジェクトを終えるまでに1年以上を要することもあります。途中、障壁も多いのですが、チームのメンバーや関連部署と連携しながら課題を一つずつ解決し、最終的にそのプロジェクトをやり遂げた時の達成感は格別のものがあります。しかし、デジタルの世界は進化の速度も速いので、すぐに次の目標に向かって動いています。
働きやすい恵まれた環境を活かして、
デジタル分野のエキスパートを目指す。
これまで、育児休業や時短勤務制度などを活用してきました。中でも、当行の時短勤務制度は子供の成長や家庭の都合に合わせ、月ごとに短縮時間を変更できる便利な制度です。最近ではテレワークやフレックスタイム制度も導入されており、私も積極的に利用しています。当行では私のような働く母親だけではなく、全職員が働きやすい職場環境の整備に向けて、年々、制度改革を行っています。ワークライフバランスが重要視される中、率先してそのような制度を整えてくれる環境で働けることは幸福なことだと思っています。
現在は、銀行を挙げてデジタル人材の育成に力を入れています。デジタルを担当する部署であるIT戦略グループには、キャリアチャレンジ制度を利用して異動してきた後輩や、ハイレベルのIT資格に挑戦しているメンバーも多くいます。高い意識を持つメンバーと共に切磋琢磨して仕事ができる環境はとても刺激的です。行員一人ひとりが得意分野を持ち、専門性の高い業務を行い、その結果、お客さまの高い満足度や銀行の発展に繋がっていく。私も、そのような好循環を生み出せる銀行の担い手でありたいと思っています。
8:30 | 出社。メールチェック。情報収集。 |
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8:40 | 部内ミーティング(朝礼)。 行内連絡事項の確認。 |
10:00 | 関連部署と開発中案件のミーティング。 |
12:00 | ランチ |
13:00 | 新規開発案件の検討。 |
15:00 | インターネットバンキングやWeb申込サービスの利用動向、実績管理。 |
16:00 | PR媒体の作成 |
17:10 | 退社 |