My Challenge 未来への取り組み

My Challenge

チャレンジの最前線
~CASE3

城﨑 理沙

Johzaki Risa
人事部 人事管理グループ
働き方改革推進チーム
2007年入行

[プロフィール]
就職活動当初は銀行志望ではなかったが、面接で他の企業に比べて、最も自然体で自分らしく応対できたことで、自分に合っているのではないかと考え、入行を決めた。支店勤務や秘書業務を経験後、現在は、人事部働き方改革推進チームで、行員の働き方改革・働きがい改革となるような施策の企画・運営、制度改革を担当している。

未来への取り組み03

働き方改革

自律的な成長を促す人材育成

個人の多様性を重視した、
誰もが「働きやすい」環境の構築

京葉銀行では、人材を「人財」と捉え、企業価値向上の重要な資本と位置付け、お客さまに喜ばれる高い付加価値を提供できる行員の育成と、一人ひとりが持つ能力を最大限発揮することができる社内環境の整備を推進している。そうした環境整備の一環として、フレックスタイム制度の導入、副業・兼業の解禁、育児・介護・治療との両立支援、行員の健康管理など、ワークライフバランスの充実を目的とした制度の確立と定着への取り組みを強化している。

「働き方改革」と「働きがい改革」の
両軸で取り組む

当行で働き方改革を推進する目的は、ワークライフバランスの取れた職場環境作りや風土を醸成し、行員の満足度やエンゲージメントを高めることで、お客さまにより良い提案をできる行員が増え、ひいては地域活性化にも繋がることにあります。働き方改革推進の成果の1つとして女性行員の就業継続年数が長くなり、人員構成に占める女性の割合が年々増加しています。例えば育児との両立支援で言えば育児休業や短時間勤務などの制度を整備するのはもちろんですが、その制度を活用しやすい風土醸成や活用している人もきちんと活躍できる職場環境がより重要だと考えています。様々な価値観や個性を持った行員が最大のパフォーマンスを発揮するために、当行では、「働き方改革」と「働きがい改革」を両軸とした取り組みを行っています。

My Challenge 未来への取り組み

キャリアの可能性を広げる
「社内副業」制度

「働きがい改革」として具体的に取り組んでいることの一つに「社内副業制度」があります。社内副業制度とは現在の部署に所属したまま、他の部署の公募業務に挑戦できる仕組みです。一例として営業店勤務行員が人事部の業務の一つである採用活動においてインターンシップの企画・運営をすることなどが挙げられます。同じ公募制度に「キャリアチャレンジ制度」というものがありますが、こちらは行内外の特定部署への配属を公募するもので異動が伴います。社内副業制度はキャリアチャレンジ制度の前段階として利用してもらうことも想定しています。
管理職である所属長には、自分のチームメンバーがどのようなことに興味を持っているのか把握し、更に当該者が社内副業をするための時間に配慮して業務を組み立てる必要があります。限られた時間での生産性ということを本人も管理職も意識する必要があるため、働きがいを醸成する上でも、社内の意識向上や風土の構築をする上でも、意義のある制度だと思います。

My Challenge 未来への取り組み

褒める文化を醸成する
「Thanksカード」の取り組み

また、「Thanksカード」という取り組みも行っています。これは、「褒める」文化を構築する目的で導入したものです。行員同士の感謝や称賛の気持ちを見える化し、本人のモチベーション向上だけでなく、チーム力やコミュニケーションの強化に繋げるツールとなっています。工夫点としては感謝や称賛のメッセージを個人間のやり取りだけに終わらせずに、所属長も内容確認し、半年ごとに一番良いと思った「Best of Thanksカード」を選出していることです。更にその中から全行員の投票を実施しています。若手行員の中には先輩にもらった「Thanksカード」をお守りのように大切している行員もおり、励みにしている姿を見ると、導入して良かったなと思います。タレントマネジメントシステム上で他部署の方にも送ることができるため、営業店と本部の連携にも繋がることを期待しています。

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