私のキャリアデザイン
~成長のロールモデル
鈴木 麻里子
Suzuki Mariko
流山おおたかの森支店
2001年入行
学生時代に金融論について学んだことがきっかけで、銀行業界に興味を持った。就職先として京葉銀行を志望した理由は、女性でも長く働くことができること。また、総合職と一般職の区分がなく、自分にも活躍できるチャンスがあるかもしれないと考えたことも決め手になったと語る。
現在は事務長というポジションで、支店長のもと事務業務の管理責任者を任されています。業務は内勤事務の統括・案件の管理・苦情対応・労務管理・店舗管理など多岐にわたります。例えば、労務管理については、支店メンバーが働きやすい環境を構築するための全体的なマネジメントから、備品や清掃といった細部まで管理しています。管理職としてメンバーを取りまとめる立場ではありますが、自分自身も動きます。そうすることで行員からの相談も受けやすく、信頼関係を築くことができると考えています。私の業務は、一言でいえば縁の下の力持ち。業務における華やかさは少ないですが、相談できる、安心して仕事に集中できる環境を整えることを第一に考えて日々仕事をしています。毎日全員と一言でも話すよう心掛け、変化に気付けるようにしています。
渉外育成候補として研修期間を経て、渉外業務を3年間経験しました。当時は女性渉外が少なく不安もあったのですが、教育制度がしっかりしていて、上司・先輩・同僚に支えられて成長できたと思います。その中で、お客さまとの折衝を実績に繋げ、管理していくことの難しさも経験しました。目標達成するために全員で協力し、達成できた時の喜びや、お客さまから感謝のお言葉をいただいたことは忘れません。次長となって支店を管理する立場になってもこの経験が役立っていると感じています。
2001年 | 入行。こてはし台支店配属。預金・融資・テラー業務を担当。 |
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2006年 | 白井支店へ異動。融資・テラー業務を担当。 |
2011年 | つくしが丘支店へ異動。融資業務を担当。 |
2013年 | 係長へ昇進。 |
2014年 | 渉外育成候補としての研修を経て、渉外担当へ。 新浦安支店へ異動。渉外業務・融資役席を担当。 |
2018年 | さつきが丘支店へ異動。支店長代理へ昇進。 |
2021年 | 流山おおたかの森支店へ異動。 |
2022年 | 次長へ昇進。 |
成長のきっかけとなったと感じるのは、新入行員時に融資業務を担当させてもらえたこと。そして私のロールモデルとなる先輩行員に出会えたことです。皆から頼られる存在でありながら、気さくな性格で、誰にでもオープンに話をされている姿がとても魅力的でした。そういう先輩に出会えたことは、行員・社会人として成長する上で、とても幸運だったと思います。仕事の正確性や仲間からの信頼、業務に対する姿勢をすぐ近くで学び、将来なりたい自分像ができたと思います。私もこれまで様々な業務の経験を通じて、幅広いスキルを身に付けることに努めてきましたし、その姿勢は今後も変わりません。その結果として、先輩のような、お客さまからも、仲間からも信頼して仕事を任せてもらえる行員になることが目標です。一緒に働くメンバーの良いところも直すべきところも、しっかりと向き合って、お互いに率直に指摘し合える、そのような環境が理想ですね。
当行では、与えられた仕事を担当するだけでなく、自分がやってみたい・興味のある仕事に、自ら手を挙げて挑戦できる制度が整っています。本部でもそうした制度を活用し、様々な分野のエキスパートが生まれています。支店のメンバーの力だけでなく、本部の力も活用して、当行がお客さまのためにできることが増えていると感じています。若い行員やこれから仲間になる学生の皆さんにも、ぜひ自分の「なりたい」ビジョンを描いて、積極的にやりたいことは声に出して、挑戦してほしいと思います。今経験していることは、辛くて納得いかないこともあるかもしれませんが、いつか必ず自分の財産となり、役立つ場面がくると思います。私自身も、その時々の役割の中で恐れることなく、新しいことへチャレンジしていくことを忘れずに、お客さまにより信頼され選ばれる存在を目指して、銀行を支えていきたいと思います。
※行員の所属部署は取材当時のものです。