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フリーローンを検討するなら
知っておきたい無担保ローンと
有担保ローンの違いとは?
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知っておきたい無担保ローンと
有担保ローンの違いとは?
ローン

ホームフリーローンを検討するなら知っておきたい無担保ローンと有担保ローンの違いとは?
「まとまったお金が必要だけど、手もとの資金に余裕がない!」。そんな時に選択肢となるのがフリーローンです。しかし、いざ選ぼうとすると、意外と知らないことが多いもの。「フリーローンにはどんな種類があるの?」、「どんなときに使えるの?」などのお悩みに応え、そもそもフリーローンとは何か、さらに有担保ローンと無担保ローンの違いや活用例などをくわしくご紹介します。
そもそもフリーローンとは?
フリーローンとは、金融機関が取り扱う個人向けローンの1つです。住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどのいわゆる目的別ローンと比べると、使用用途の自由度が高いのが特徴。各種ローンのおまとめや一度に複数の資金使途に対応したい場合など、まとまった資金が必要な場合に活用できます。ただし、事業や投資目的で利用することはできません。
また、フリーローンには有担保ローンと無担保ローンがあります。
有担保ローン
有担保ローンとは、融資を受ける際に担保を必要とするローンのことです。
担保とは、万が一返済ができなくなった時のために、代わりの返済手段をあらかじめ確保しておくものです。貸し手は借り手が返済できなくなった時に、担保によってお金を回収します。主に住宅や土地、債券、宝飾品などが担保に該当します。住宅などの不動産を担保として借り入れを行う「不動産担保ローン」などがこれにあたります。
無担保ローン
一方、無担保ローンは、担保なしで借り入れができるローンのことを指します。無担保ローンには、必要なお金を一括で借りられる「証書貸付型」と呼ばれるフリーローン、必要な時に利用可能範囲内でその都度お金を借りられるカードローンなどがあります。なお、フリーローンとカードローンの違いは下記のコラムを参考にしてみてください。
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有担保ローンと無担保ローンは何が違うの?
では、有担保ローンと無担保ローンにはどのような違いがあるのでしょうか。下記の表で比較してみましょう。
▼有担保ローンと無担保ローンの特徴の比較
有担保ローン | 無担保ローン | |
---|---|---|
(1)限度額 | 高め | 低め |
(2)金利 | 低め | 高め |
(3)返済期間 | 長め | 短め |
(4)審査期間 | 長め | 短め |
(5)手数料 | 高め | 安め |
(1)限度額:有担保ローンは比較的高額の借り入れが可能
土地や建物などの担保を設定する有担保ローンは、無担保ローンと比べて借入限度額が高く設定されています。そのため、まとまったお金が必要な場合には有担保ローンのほうが有利になります。
金融機関によっても異なりますが、無担保ローンの借入限度額が数百万円~1000万円程度であるのに対し、有担保ローンの借入限度額は5000万円程度と高額な傾向があります。担保にできる不動産などを所有している場合は、必要な金額に応じて検討してみるといいでしょう。
(2)金利:有担保ローンは金利が低い傾向にある
有担保ローンは、担保によって貸し手側がお金を回収できなくなるリスクを軽減していることから、金利を低く抑えているのが特徴です。そのため、毎月の返済額を抑えることができます。
ただ、万が一借りたお金を返せなくなると、担保にした土地や建物などは差し押さえられて、売却されてしまうことがあります。そのようなリスクも考慮し、しっかりとした返済計画を立てることが重要です。
一方、無担保ローンは担保や連帯保証人が必要ない分、金利が高めに設定されています。
(3)返済期間:有担保ローンは長め、無担保ローンは短め
有担保ローンは無担保ローンに比べ、借入期間を長く設定できるものが多くなっています。最長30年程度まで借入期間を設定できるローンもあるため、月々の返済額を抑えたい、ゆとりをもった返済計画を立てたい場合は有担保ローンを検討してみるとよいでしょう。
(4)審査期間:有担保ローンは審査に時間がかかる
有担保ローンは担保とするモノの価値の有無や評価額など、審査対象となる項目が多いため、審査に時間がかかります。金融機関によって異なりますが、審査には数週間かかることもあるので注意してください。有担保ローンの利用を検討している場合は、借り入れまで余裕を持ったスケジュールを立てておきましょう。
(5)手数料:有担保ローンは借入時に手数料がかかる。
無担保ローンの場合、借入時の費用は無料であることが多いですが、有担保ローンは、契約時に手数料などが必要となります。金融機関によって金額には差がありますが、数万円〜数十万円かかることもあるようです。有担保ローンを利用する際は、借り入れまでにどのような費用がかかるのかを事前に確認しておき、手数料も含めたトータルコストで考えることが重要です。
どんなときに使う? 有担保ローンの活用事例
では、これらの特徴を踏まえ有担保ローンはどのように活用できるのでしょうか。ここでは、有担保ローンがどのようなシーンで役立つのか、その活用例をご紹介します。
活用例1:複数ローンの返済をまとめて、月々の返済額を軽減
住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなど、ライフステージの変化とともに借り入れが増えていくことは珍しくありません。しかし、金利や返済期間がまちまちだったり、返済総額が大きくなりすぎたりして、現在の生活を圧迫するケースも...。
そんなとき、有担保ローンを活用して返済をまとめる方法があります。たとえば自宅などの不動産を担保にした不動産担保ローンなら比較的低金利なので、借り換えたほうが有利になる場合も。さらに返済期間を伸ばして借り換えれば、月々の負担を軽減することが可能です。
活用例2:歳月とともに必要となる、自宅のリフォーム資金や介護費用
数十年を経た住まいは、耐久性のためにも壁紙や外壁、屋根などのリフォームが必須です。また、お子さんが巣立ったあと、夫婦で住みやすいようにリノベーションしたいというご家庭や、古くなった水回りを一新して、お子さんやお孫さんが気軽に立ち寄ってくれるようにしたいという要望も多いようです。
さらに、歳とともに必要になる自宅のバリアフリー対応費用、医療費や介護費用などについても考えなければなりません。使いみちが自由な有担保ローンなら、理想の住まいや安心な暮らしを手に入れるための資金としても活用できます。
活用例3:子どもの教育資金、結婚資金
お子さんが志望する進路はさまざま。留学費用や予備校費用、学費など、教育費が想定よりもかかってしまうことも少なくありません。また、結婚にあたってまとまったお金を用意したい場合もあるでしょう。前途あるお子さんの夢を応援するためにも、有担保ローンが役立ちます。
フリーローンを活用して、最適な返済計画を

使いみちが自由なフリーローンは、当座の資金が必要な場合の心強い味方です。自宅などの不動産をお持ちの方は、有担保ローンの活用も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。ローン返済の相談や、自分が不動産担保ローンを利用できるかどうかなど、疑問や不安があればぜひお近くの銀行に相談してみてください。
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