京葉銀行
2024
7/25

正しく知って、賢く活用!
新NISA、始まっています

資産運用・NISAローカル
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2024年に新たな制度が始まったことを受け、注目が集まっているNISA(ニーサ)。すでに取り組んでいる人、検討を進めている人も増えているのではないでしょうか。とはいえ「なんだか難しそうだけど、今さら聞けない」、「どうやって始めればいいの?」、「どの金融機関がいいんだろう」などと悩んでいる方も少なくないはず。この記事では、新NISAが注目されている理由、今から始める方法や注意点などをあらためて解説します。

NISAとは、少額からの投資を行う方のために2014年1月にスタートした「少額投資非課税制度」です。その名のとおり少ない金額から投資を始めることができ、しかも運用益(売却したときに得られる利益や配当金・分配金など)が非課税であることから、若いうちからの資産形成にも適した制度です。

2014年に制度が開始したNISAですが、2024年からさらに使いやすい制度へと変更されました。どのような点が変更されたのか、5つのポイントを確認していきましょう。

非課税保有期間の無期限化

旧NISAでは、運用益が非課税である期間が限られていました(一般NISA:最長5年、つみたてNISA:最長20年)。新NISAでは非課税保有期間の制限がなくなったため、期間を気にすることなくじっくり運用することができます。

一般NISA(成長投資枠)とつみたてNISA(つみたて投資枠)の併用が可能

制度改正により、上場株式・投資信託などを対象とした「成長投資枠(旧:一般NISA)」と長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託を対象とした「つみたて投資枠(旧:つみたてNISA)」の併用ができるようになりました。これにより、積極的な投資に適した成長投資枠と長期での積立投資に向いているつみたて投資枠を使い分け、手元の資金や目的に合わせて運用することが可能です。

  • 整理・監理銘柄および信託期間20年未満、高レバレッジ型、毎月分配型の投資信託などは除外

年間投資上限額が最大360万円に増加

これまでは、一般NISAが年120万円、つみたてNISAは年40万円が投資枠の上限となっていましたが、新制度では成長投資枠が年240万円、つみたて投資枠が年120万円と大幅に増加しました。各枠を併用すると最大で年間360万円、月平均にすると30万円までの投資が可能となり、状況に応じた資産形成ができるようになりました。

最大1800万円の生涯投資上限枠が新設

旧NISAの場合、非課税保有投資枠は一般NISAが最大600万円(年間最大120万円×5年)、つみたてNISAは最大800万円(年間最大40万円×20年)でした。一方、新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠の上限が1800万円(うち成長投資枠は上限1200万円)となり、さらに保有する金融商品を売却すればそのぶんの非課税保有投資枠が翌年に復活するしくみとなっています。そのため、非課税制度を活用した積極的な投資がしやすくなりました。

制度の恒久化

旧NISAでは新規投資の期限が定められており、いずれ非課税期間が終了となるリスクから活用をためらう人もいたかもしれません。しかし2024年から始まった新NISAでは制度が恒久化されたため、いつから始めても非課税制度を十分に活用できるようになりました。

NISAは少額からでもコツコツ積み立て、長期にわたって運用することで資産形成を図るものです。自分の財政状況や将来の目的を踏まえ、短期間に一喜一憂せず、長い目で運用していきましょう。

NISAに興味がある方は

前述のとおり、新NISAは制度が恒久化されたため、いつから始めても大丈夫。ただし、できるだけ早くから始めたほうが長期の投資ができ、そのぶん資産形成もしやすくなります。

NISAを利用したいと思ったら、まずは銀行や証券会社などにNISA口座を開設しましょう。口座開設後、その金融機関で扱っているNISA対象商品から好みのものを選び、取引を開始します。

【NISA口座開設のポイント】

  • 日本国内在住の18歳以上の人なら誰でも開設可能(利用する年の1月1日時点で18歳以上)
  • 1人につき1口座のみ開設可能
  • 金融機関の変更は年単位で可能

どの金融機関を選ぶかによって、利用できる金融商品や各種手数料が異なります。より多くの商品から選びたいなら証券会社、投資以外の貯蓄や保険などについてトータルで相談したいならお近くの銀行など、ご自身のニーズや状況に合わせて比較し、検討してみるとよいでしょう。最近では複数ファンドの金融商品を豊富に揃える銀行も増えていますので、気になる金融機関があればぜひ調べてみてください。

また、口座開設には、金融機関が定める申請書類のほか、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要になります。くわしくは口座を開設する金融機関の案内をご確認ください。

いざNISAを始めようとしても、どの金融機関で口座を開設すればよいか、迷ってしまいますよね。そんなときは、身近な銀行を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。ここでは、千葉県で長く地域をサポートしている京葉銀行でNISAを始めるメリットをご紹介します。

メリットその1:充実のファンドラインナップ

NISAを始めたい人の状況や目的はさまざまです。どんなふうに資産形成していきたいかの要望を叶えるためには、多くの選択肢があるとうれしいですよね。

京葉銀行では、NISAで投資信託の運用を行うことができます。投資初心者から投資経験が豊富な方まで、多様なニーズを持ったお客さまの資産形成を全力でサポートしていきたいという思いから、2024年1月につみたて投資枠専用ファンドを22商品追加しました(一部インターネットバンキング専用)。長期・分散・積立投資を低コストで実現できるよう、魅力ある人気ファンドを取り揃えています。

また、お客さまの資産形成をサポートするツールとして、投資信託ロボットアドバイザー「FUND Navi(ファンドナビ)」の取り扱いを開始。プロの目線で客観的に診断し、わずか1分で自分に最適なファンドを見つけることができます。「どんな商品を選べばいいの?」、「自分に合ったファンドはどれ?」と悩んだときの強い味方ですね。

自分に最適なファンドを見つけたい

メリットその2:インターネットバンキングがお得

京葉銀行のインターネットバンキングで投資信託を購入すれば、申込手数料20%がキャッシュバックされます。また、インターネットバンキング専用ファンドを取り扱っているため、店頭での手続きよりもさらに充実した商品ラインアップから選ぶことができます。

  • ノーロードファンド(お申込手数料がかからない投資信託)および投信積立による購入はキャッシュバックの対象外です。

インターネットバンキングなら、来店不要でいつでも投資が可能。書類への記入も不要なので、時間や手間を気にすることなく、思い立ったらいつでもどこでも手軽に手続きできるメリットがあります。なお、インターネットバンキングを利用していても、不明な点があれば窓口での相談もできますので、利便性と安心感の両立ができるのも利点です。

メリットその3:地域密着の安心感

「新NISA、聞いたことがあるけれど……」、「なんだか自分には難しそう」など、NISAや投資に苦手意識を持っている人も少なくないでしょう。「でも、今さら相談に行くのは恥ずかしい」と悩むこともあるかもしれません。

京葉銀行は地域密着型の銀行だからこそ、困ったときに気軽に店舗で相談できるのが特徴です。来店予約サービスを利用すれば、忙しいときにも待ち時間なく相談可能。NISAの相談はもちろん、始めるにあたっての、コストやリスクなどの心配ごとや貯蓄の不安など、お金にまつわることをまとめて話せるのもうれしいポイントですね。

対面で相談したいなら

より使いやすくなったNISAを活用して、効率的な資産形成を

「貯蓄から投資へ」と言われて久しいなか、NISA制度の拡充によって、個人でも資産形成しやすい環境が整いつつあります。国が後押ししている制度でもありますので、「将来のために資産形成したい」、「みんながやっているなら、自分もやらなきゃ損かも」と思ったら、まずは始めてみるのが得策です。難しく感じる場合は、ぜひお近くの銀行などで不安や悩みを相談してみてくださいね。

さっそくNISAをスタート

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