金融機関コード:0522

詐欺の手口

「自分は大丈夫!」・・・実際に詐欺の被害にあった方の多くはそう思っていました。
被害を防ぐためには、巧妙化している詐欺の手口と対策を知り、日々の生活の中で意識的に注意を払っておくことが大切です。

還付金等詐欺

ATMで「還付金」受け取りの操作をするよう、電話で言葉巧みに誘導してきます。

市区町村や年金事務所の職員になりすまし、「保険料や税金の還付」を理由にATMコーナーへ誘導。ATM操作を携帯電話で指示され、犯人の口座に振り込みさせられます。

要注意!還付金等詐欺の特徴

  • 市区町村や年金事務所の職員などを装って「還付金があるが、手続きしましたか?」などという電話がきます。
  • 「していない。」と言うと言葉巧みにATMコーナーへ足を運ばせようとします。
  • 携帯電話でATM操作の手順を指示され、指示通り操作すると犯人側の口座に振り込みさせられます。
  • 「お客さま番号」等として6桁の数字をATM操作中に入力するよう指示され、その6桁の数字がそのまま被害金額となります。

ATMで還付金を受け取ることはできません。

被害に遭わないための注意ポイント

  • ATMでは還付金を受け取れないことを認識しておきましょう。
  • 「還付金があるのでATMへ」と言われたら、家族、身近な人、警察に相談しましょう。
  • ATM利用限度額を低く設定しておきましょう。

オレオレ詐欺

手口について

困った家族を装い「助けて!」
子や孫、配偶者に対する気持ちを利用して振り込ませる手口です。

「家族を装って電話してきます。「何らかのトラブルが発生して、お金が必要になった。」などと言われます。

要注意!オレオレ詐欺の特徴

  • 交通事故で相手を怪我させてしまい、示談金が必要。
  • 会社の資金の横領がバレてしまった。刑事事件となることを回避したい。
  • 異性とのトラブルで、すぐに解決金が必要。
  • 学費をギャンブルで使い込んでしまった。このままでは退学になってしまう。
  • 携帯を変えた」「声の調子が悪い」といった口実で警戒を解く手口も見られます。

その電話、オレオレ詐欺の可能性があります。

被害に遭わないための注意ポイント

  • 「電話番号が変わった」には要注意。被害にあった方の多くは声でわかるという自信がありました。
  • まずはお子さん・お孫さん本人や家族に連絡して、事実の確認をしてください。
  • 不審と思われる場合は、お近くの交番や警察にご連絡ください。

投資詐欺

「必ず儲かる」「元本保証」といった投資話をもちかけ、お金をだまし取ろうとします。

電話やメール等で投資を勧誘され、お金をだましとられる犯罪です。儲け話をもちかけられる悪質な投資詐欺被害が多発しています。

要注意!投資詐欺の特徴

  • 電話やメール等で「値上がり確実な未公開株」、「元本確定で高利回りの投資」等のもうけ話をもちかけられます。
  • はじめのうちは、配当・利子等が支払われる場合もあり、ついつい信用してしまいます。
  • 限られた人しか買えないので、自分の代わりに買ってくれれば後日高値で買い取る。」等と買取業者を装い、もちかけられるケースもあります。
  • 配当・利子等が突然支払われなくなったり、買い取りの約束を破られたりし、投資資金をだましとられます。

正しい知識を身に付け、あやしい投資勧誘には注意しましょう。

被害に遭わないための注意ポイント

  • 実在する証券会社、金融商品取引業者であるかを確認しましょう。
  • 「必ず儲かる。」といったうまい投資話は安易に信じないようにしましょう。
  • 家族、金融庁や消費者センターなどに相談しましょう。

融資保証金詐欺

融資すると見せかけて、「保証金」や「信用実績のためのお金」といった名目で金銭をだまし取ろうとします。

実際には融資をしないにも関わらず、ダイレクトメールや電話、メール等で融資を案内され、申し込むと「保証金が必要」「返済の信用実績を作っておく必要がある」などといって現金を振り込みさせられます。

要注意!融資保証金詐欺の特徴

  • 無担保、低金利、保証人不要で融資可能」などと書かれたダイレクトメールや電話・メールで案内されます。
  • 大手企業のロゴが記載されているため、軽い気持ちで電話してしまう人が多いです。
  • 申し込むと「保証金が必要」とか「返済の信用実績を作っておく必要がある。」と現金を振り込みさせられます。

融資の前に、さまざまな口実で現金を振り込ませようとする業者に注意しましょう。

被害に遭わないための注意ポイント

  • 「無担保、低金利、保証人不要で融資可能」といったうまい話は安易に信じないようにしましょう。
  • 家族、金融庁や消費者センターなどに相談しましょう。

その他の手口

架空請求詐欺

  • メールや郵便で「サイト利用料金の未納」、「名義貸しやインサイダー取引等の法令違反」等を理由に法的手段に訴えるとして「未納金」や「トラブル解決金」を請求されます。
  • 「コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入して、カード番号を教えてください。」と言われます。

インターネットショッピング詐欺

  • インターネット上にチケットや商品が掲載されていて、代金を事前に振り込んだにも関わらず、商品が届かず、取引相手と連絡が取れなくなります。
金融犯罪にご注意ください。
金融犯罪はあなたも被害者になるかもしれません